• テキストサイズ

キミのとなりで【気象系BL】

第25章 なぞなぞ



「正解!」

翔が満面の笑みを浮かべる。

「………え?」

でもニノは何だか分からないって顔でキョトンとしていて。

「宇宙一可愛い俺の宝物はカズだよ?他の答えがあるわけないでしょ?」

翔が言い聞かせるようにその顔を覗き込むと、ニノはやっと理解したのかボンッと首まで真っ赤になった。

「ああもう…本当に可愛い…」

そんなニノを翔が抱き締める。
ニノも翔の背中にそっと腕を回して。

「翔ちゃん…大好き///」
「俺もカズが大好きだよ」

ぎゅっと抱き合いながら、あっという間に2人の世界に入ってしまった。

「幸せそうで何よりだけど…」
「なぞなぞは2問で終了だな」
「失敗したな、翔くんは最後にすれば良かった」
「本当だね」

愚痴る雅紀に全員頷いて同意する。

「あの2人って本当に何をしててもラブラブに繋げられるんだねぇ」
「そうそう!すごいよね!」
「これに関してはマジで天才だと思うわ」
「才能だよね」

やたら感心してる風間に、これまたみんなが同意して。

「ゲーム自体は楽しかったよね」
「うん!またやろう!」
「順番は気を付けてな」
「超重要だね!」

クスクス笑いながら喋ってるうちに休み時間は終わった。


うん、今日も平和だ。



end
/ 803ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp