第3章 未来へ……
宏光「マイコ、強くなったね」
マイコ「そうなかぁ……」
宏光「うん。でも、もし泣きたくなったら……いつでも俺に言ってほしい…………そしたら俺が、側についていてあげるから」
マイコ「宏光くん………」
今なら………今なら言える気がする。
ずっと抑えていたこの想い……
もう迷わない。
宏光「あのさぁ…………俺……マイコにずっと伝えたかった事があるんだ」
マイコ「うん」
俺は大きく深呼吸をすると、ずっとおさえていた気持ちをマイコに告げた。
宏光「俺………マイコが好きなんだ」
マイコ「えっ?」
宏光「マイコは離婚したばっかりで、今言うのはどうかと思ったけど、でももう、抑えられないんだ」
ボロボロと涙を零すマイコ
零れた涙を指ですくうと、俺はマイコをそっと抱きしめた。
宏光「俺はずっとマイコの側にいる。どんなマイコも受け止めるよ。だから二人だけのLove Story始めない?…………って、ちょっとくさかったかも(笑)」
マイコはニコッと微笑むと、コクンと頷いた。
宏光「ありがとう。マイコ好きだよ」
マイコ「私も……」
2人でニコッと笑うと、初めてのkissをした。
愛してるよ どんな時も
Give your kiss to me… My love…
もう迷わないeveryday everynight
描いた未来が同じように
これから二人で歩いて行こう
ーendー