第3章 12月10日 R18
白地カッターシャツのボタンを、またプチプチと、器用な手捌きで外し、胸を露わにする。
残りはインナーと
ブラジャーだけ。
「っ!……や、あ、ダメ、恥ずかしぃ……先生……!」
次は止める事が出来ない。何故なら、両腕は、先生の片腕に捕まっているのだから。
「市川、恥ずかしがらなくて良い、見せてくれよ。とっても綺麗だから」
安心させるためだと思う。
先生は にこりと笑う。
「っ…、田中先生、狡い、笑うの禁止! さ、3割増しになるの……!!」
格好良さが……!! と言う頃には、白のキャミソールをめくりあげられ、先生に、ブラジャー姿を凝視されていた。
「は、恥ずかしいから、あんまり見ないで……ください……!」
そう言うものの、地味に心の中では、ホッとしていた。何故なら今日の下着は1週間前買ったばかりのおニューの上下セット。
いつもの使い古した、下着じゃ無い事に安堵していた。
先生は柔らかく目を細める。
「ふ……、ピンクか、可愛いな、本当に。意外と着痩せするよな。市川、想像以上だ。早く俺で満たしたいよ」
想像って何の!?
満たしたい!?
「……あ、ああ、先生……」
わたしの胸を揉みながら、背中に手を回すと、ブラジャーのホックを、パチンと即座に外す。
「っ!?……ん……」
変な声が出そうになるのを堪えていた。恥ずかしいし、何よりここは学校。それなのに、先生はどんどん進めてしまう。
締めていた胸が緩まり、田中先生の大きな掌が、ゆっくりと侵入してくる。
「っ!……ん……」
ダメ、声が出そうで、堪え切れない。
「気持ち良いな…、何カップなんだ? 手からはみ出してしまうな」
揉みながら言われて、耳まで熱が篭る。
「……っ、そんな、言えないです……恥ずかしい……!!」
「ふ、まぁ……この大きさだとDかEか?」
「……なっ!」
図星だった。
大きな手のひらが乳房を覆い、
柔らかさを確かめるように、
丹念に揉んでゆく。
もう片方の乳房は、
飴玉を舐めるみたいに口に含ませた。
「っ!?……ぁん……!」
声を押し殺しても出てしまっていた。
自分でも初めて耳にした艶やかな声。
こんな声を出した事が一度もない。
羞恥を感じずにはいられなかった。