第28章 これからの生徒会と家
恋華「何故あなたの部屋にはあたしのお母様の記事がいっぱいあるんですか?何故叔父様に政治家ではなく、なりたいものになれと言ったんですか?何故ローレンに…」
当主「黙れ!!」
恋華「あたしも信じられませんでした。あたしのお父様と衣麻が兄妹だってこと。」
当主「!?」
恋華「何もかも知ってるんです。」
龍桜「おい、ちょっと待て、そんな……」
恋華「お父様は何も知らないだけ。だってお父様が17歳の時に衣麻が生まれてるんだから。お爺様はそれを知ってた。お父様に妹がいて、その妹がまたも虐待を受けているということに。だから、守るために。それをローレンは聞いていた。だから養子として向かい入れた。全ては家族を守るために。」