第3章 幽霊船
『んっ……あ、れここは?』
目が覚めると見慣れない天井が見えた
身体を起こして周りを見てみると
し「目醒めたんやな」
と志麻さんは言った
う「こんなことをしてごめんな」
とうらたんは言った
『どうしてこんなことをしたの?
ここはどこ?』
私はいろんな疑問があったけど1番重要そうなのから聞くことにした
さ「ここは船の中だよ」
『ふ…ね?』
し「そやで」
『どうして船の中にいるの?』
う「それはこれから話すことに繋がってるからあとで話す」
セ「でどうしてこんなことをしたかといいますと
俺達が…………
人間じゃないからですよ」
『にん…げんじゃないって…』
う「元のほうがわかりやすいかな?」
そううらたんが言うとみんなの服が神風高校の制服から変わった
うらたんは翼が生えてきて
志麻さんは紫色の迷彩の服になって
坂田さんは暗めの赤色のローブ服になって
センラさんはキョンシー?みたいな服になっていた
『っ!もしかして神風高校の七不思議の10月近くになると攫われるって…………』
さ「そう、俺達がやったんや」
『ど……どうして』
う「俺達は人間じゃない、だけど人間と同じようにご飯を食べれるけどそれだけじゃ栄養が足らないんだ」
し「その栄養を補うためには人間の血か人肉じゃないできない…」
さ「俺達が生きていくために必要なことなんや」
セ「だから俺達の生け贄になってくれません?」
う「だからと言って殺すわけでもないから」
し「血が不味かったり料理とか家事ができなければ殺すけどな」
さ「なに脅しとんのや」
し「そういう坂田だって実験台にしてるくせに」
セ「どっちもどっちですよ」
家事はできるけど血が美味しいか不味いかなんてわかるわけがない…
これからどうなるんだろう