第3章 幽霊船
とりあえず今日はゆっくりしていていいらしい
それで今はうらたんに船の案内をしてもらっている
この船の中には5つの部屋とリビング、それに図書室?書庫みたいなところがあった
『船の中に図書室みたいなのあるんだね』
う「あぁ、坂田が本を使って魔法を使うからな
普通の本もあるけど」
『へぇ~暇になったら来よ』
う「たくさんの本あるから暇つぶしには最適だよ
それとここがらんの部屋だよ
今日はセンラがご飯作ってくれるからゆっくりしてなね」
『わかった』
それから数時間後さかたんが部屋にやってきた
さ「(コンコン)らんちゃん〜入ってもいい?」
『いいよー
どうしたの?』
さ「らんちゃんと話したくて
俺達の話し聞いてどう思った?」
『最初みんなの姿を見たときはびっくりしたし怖かった
人間じゃないなんて…
でも…みんなのことだから殺したりはしないと思うんだよっぽどのことがない限り…
そう思いたいだけかもしれないけど』
さ「らんちゃんはすごいな、俺今まで血が不味い子とか実験台にしてきたけどこんなに殺さないって言える子は初めてだよ
しかもこんな状況になってるのに泣かない子なんて滅多にいないし」
『1つ質問なんだけどなんで私を攫ってきたの?
別に他の子でもいいんじゃない?』
さ「それはね条件があってね
1つ目は俺達の好みにあっている子、2つ目は"アリス"であることなんだ」
『"アリス"ってなに?
それと私の血って美味しいの?』
さ「アリスの意味はまた今度教えるね
らんちゃんの血は飲んでないからわからないな〜(ニヤッ)飲ませてくれるんだったら答えられるけど」
『えぇ…でも命に関わるかもしれないし…』
さ「どうする?」
『うぅ…じゃぁ、お願い…します……』
さ「ふふっ、じゃー首から飲むよ?」
カプッ
『いっ……(ジュル)んんっ』
さ「可愛い声だして誘っとるん?」(ジュルル)
『そっそんなんじゃぁ……ないっ』
さ「ふふっらんちゃん可愛い…
はいっ終わったよ?らんちゃんの血美味しいと思うよ?」
『んっありがと』
さ「血を吸う前と後でなんか体調変わった?」
『うんん、大丈夫』