第4章 過去
数ヶ月後私は森から出て棗達を探した。
学園に捕まったらしくて、姿は見えなかった。
また平凡に暮らしてたある日仮面野郎が来た。
「ルカ達何処!?」
私がひたすら吠えてると仮面野郎の他にもう一人居て気付いたらその時の記憶を消された。
消された時に一言言われた
「ルカも棗もお前の事は覚えてないぞ」
って。
きっと私が学園に行かず逃げてるから記憶を無くしてた方が良いと判断されたんだろう。
それまた数ヶ月経ったある日
ボロボロになってる少年を見つけた。
少年曰く任務だから近寄るなって言われたけど私は無視が出来なて
傷から全て直してあげた。
お前は誰?その言葉に私はただの通りすがりの吸血鬼だよ
それだけ伝えてた。
気付いたら私は暇になり学園に捕まる事になり今に至る。
ーーーーーー現在
「なんなん、みんな揃って紫苑ってウチかて色々やってきたやん!
みんな転校生とか好きすぎとちゃうん!?」
怒る蜜柑とそれを宥める蛍と委員長。
「転校生だからじゃない俺は紫苑が好きなんだ」
ルカの言葉に私は涙が出てきた。
「ルカぴょんは棗に紫苑取られるかも知れへんねんで?!」
「それでも俺は紫苑が好きだよ」