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【安室夢】恋愛ミルクティー【名探偵コナン】

第74章 そして※




「ひなたも、辛くなったらすぐに言ってくれ」
「・・・大丈夫だよ」

これも、嘘になるだろうか。

でもきっと、意味合いは違っていても辛いのはお互い様だから。

私がそんな理由で止めることは絶対に無い。

・・・きっとそれは、零だって分かっているはずだ。

「ふ、ぁ・・・っ、んん・・・ッ」

彼の舌が蕾を這い、言葉にはできない感覚が身体中を駆け巡った。

待っていたと言わんばかりに体は過剰に反応を示し、なるべく抑えようとしていた声は呆気なく漏れて。

・・・バーボンではなく、今の彼が降谷零だというだけで、こうも感じ方は違うものか。

痛い程それを感じながら、漏れる声に蓋をしようと手の甲で口を押さえ付けた。

「我慢すると辛くなる」

片手で蕾を愛撫し、もう片方の手で蓋をした手を取り払っては、優しく何度も触れ合わせるようなキスを繰り返された。

動作一つ一つが丁寧で、優しくて、どこか恐る恐るというようにも感じられて。

それでも快感を与えるには十分過ぎる手付きに、相変わらず隙は無いんだとも思った。

「・・・んっ、ふ、ぁ・・・!!」

蕾を愛撫していた手は、腹部から太腿へ、そこから流れるように指先で撫でられながら秘部へと近付いてくると、下着の上からゆっくり刺激を与えられた。

体を大きくビクつかせると、甘い声を漏らすと共に、無意識に彼の服を両手で強く強く握り締めた。

「・・・れ、いっ・・・やぁ・・・っ!」

下着も服も取り払われ、身を包むものを一切無くされると、今度は何の前触れも無く秘部へと彼の手が添えられて。

ゾクゾクとするような感覚に全身を震えさせながら、体が、まだかまだかと快楽を待ち構えていた。

「息は止めるなよ」

それを合図に、彼の指が腟内に侵入してきて。

待ちわびた快感に体中が反応し、軽く背中を浮かせ反らせると、甘くはしたない声を部屋に響かせた。



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