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【安室夢】恋愛ミルクティー【名探偵コナン】

第37章 好きで※




「お仕置きですから。もう少し頑張ってください」

私にとってはお仕置き以上のものだ。

透さんも私も気持ち良くなり切れない、こんな生温い行為なんて、最早拷問と言える。

「あ・・・っ、とお、るさ・・・ッ」

腰を降ろす度にグチュグチュと結合部から卑猥な音が響いた。
快楽はもどかしいものでも、溢れてくるものはとめどなくて。

「んっ、あ・・・あぁ・・・ッ!」

欲望に応えるように、無意識に段々と動きが早く大きくなって。

体中がその快楽を求め狂い、ただただそれだけを蝕む醜い存在と化していった。

「上手、ですよ・・・ッ」

笑みの中に余裕の無さそうな部分を見つけると、どこか嬉しくなって。

途端に好きが溢れて。

「ん、あっ、あぁ・・・っ!!」

背中を軽く反らせながら快楽を浴びた。

でも、達するにはまだまだそれが足りなくて。

「・・・っは、ぁ・・・と、る・・・さ・・・っ」

動きを止め、全体重を彼に預けた。
これ以上は動くどころか、足も力が入らなくなっていて。

突いてほしい、満たしてほしいと目で訴えれば、いつものように彼は察してくれた様子で。

「まあ・・・良いでしょう」

そう言って腰に手を添えられ、下から強く突き上げられた。

「ンっ、あぁぁあ・・・ッ!!」

動きは同じはずなのに。
何故かその快楽の大きさは桁違いで。

足に力が入らないせいで、何度も何度も奥を突かれる。その度に甘過ぎる声を漏らし、部屋に響かせた。

「あっ、や・・・透さ・・・ッ、あぁ・・・!!」

もどかしいままやって来なかったそれは、あっという間に目の前にきていて。

頭の中が白くなり、ただその快楽をひたすら貪欲にかき集めるだけの動物になって。

「と、るさん・・・ッ、いっ・・・ちゃ・・・、んッ!!」

何度も何度も奥を攻められる度、何もかもどうでも良くなっていく。

「ええ、イって・・・ください・・・ッ」

その言葉が合図のように、動きは大きく強くなって。

「あっ、だめ・・・ッ!!」

感じたことの無い気持ちと快楽が全身を包み込んで。

「や、ぁ・・・っあぁぁぁあ・・・ッ!!!」

甲高い声を響かせながら、彼の手を強く握ったまま達してしまった。



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