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【安室夢】恋愛ミルクティー【名探偵コナン】

第35章 正して※




「・・・限界をとっくに超えているので、そろそろ良いですか」

彼とは繋がったまま。

一瞬それを忘れかけていたが、思い出した途端、急に恥ずかしさが込み上げて。

「・・・ッ、あまり・・・締め付けないでください」

無意識に力が入り、透さんの顔が歪んだ。

その顔さえも愛おしく見えてしまう私の感情も、少し歪んでいるかもしれない。

「透さんが可愛かったので・・・つい」

目は合わせず、透さんを煽るように彼の言葉を真似して吐いた。

でもそれは少なからず本心も入っていて。

「・・・僕の知らない間に、随分と色んなことを覚えたようですね」

それは貴方から教わったことだけど。

そう喉の奥まで出かかりながら、ふと見た彼の表情で、透さんはそう思っていないことを思い知らされた。

少し怒りを含んだ笑みの背後に、沖矢さんの存在を感じる。

彼から教わったのか、とでも言いたげで。

「ち、が・・・っ」

慌てて彼の考えに反論しかけたが、急に彼の腰が下から突き上げてきて。

「あぁ・・・ッ!・・・や、と・・・るさ・・・ぁっ!!」

緩やかだけど、何度も彼のモノが腟内を埋めた。

腰を浮かそうにも、添えられた彼の手がそれを許さなくて。

「待っ・・・透さ・・・ん・・・!!」

彼の手を掴み静止を求めるが、止められるどころか突き上げる強さは増していくばかりで。

「や、あぁ・・・ッ、だ・・・め・・・っ」

また、あの感覚がきそうで。

少しだけ体を支える足が、ガクガクと震えて力が抜ける。

余計に体を彼に預けることになり、その分深く彼のモノを飲み込んだ。

「とお・・・る、さん・・・ッ」

まだ余裕そうな彼の表情を感じ取り、私だけなんて嫌だ、と首を振っても受け入れてもらえなくて。

何度も奥を突かれて、呆気なくその時は来てしまった。

「ン・・・っ、あぁぁああ・・・ッ!!」

彼の腹部に爪を立てながら絶頂を迎えた。

ぴくぴくと体を震わせながら、そのまま彼の腹部に手を置いた。

彼の顔を見れなかったのもあるが、酷く荒くなった息を整えるように、目を瞑りながら深く俯いた。




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