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【安室夢】恋愛ミルクティー【名探偵コナン】

第18章 嘘吐き※




「ひなたさんの嘘はとても分かりやすいですよ」
「やっ、・・・ぁあっ!」

さっきよりも大きく卑猥な音を立てられて。
わざとそういう風に触っていることはすぐに分かった。

「信じて・・・くれな・・・っ、んですね・・・」

苦しい、恐らく一本しか入っていないのに。

呼吸をするのがやっと。
それでも、その合間に透さんに訴えて。

指を入れたということは、もう私の答えに期待はしていないということなのか。

「・・・信じていますよ。だから貴女に聞いているんです」

どういうこと。
疑ってるから聞いてるんでしょ。

「・・・んぅ、んんー・・・っ!!」

突然、弱い所を的確に指で突かれて。
声を抑える為に強く口を押さえた。

「ダメですよ、聞かせてください」

その手はあっさり、透さんの片手で取り払われて。

露わにされた口には透さんの唇が重ねられた。

「んん、ぅ・・・はっ、ぁん・・・!」

もういっそ早くイかせてほしい。

もどかし過ぎた快楽が確かなものに変わっていく度、体がそう求めていて。

その思いからか、自然と透さんの首に腕を回していた。

「ぁ・・・んっ、んん・・・っ」

透さんのキスは深くて甘くて。

舌が絡む度にくちゅっと音を立てるのが妙な気持ちを高ぶらせる。

「・・・っは、ん・・・っ、ぁああぁっ!」

唇を離された瞬間、奥を責められて。
快楽から背中を反らせた。

「とおるさ・・・っ、抜い、て・・・!」

本当は抜いて欲しくなんかない。

もっと私を溺れさせてほしい。

それなのに出てくる言葉は偽善ぶった言葉で。

「分かりました」

そう言うなり、透さんはあっさり私の中から指を抜き去った。

物足りなくなった体が、それを求めるようにぴくぴくと小さく揺れた。

「・・・っ、と・・・とおる、さん・・・」
「抜いて、と言われましたので」

どうしてこんな時は私の言葉を素直に受け取るの。
なんて天邪鬼なことを心の中で叫んだ。

透さんの表情は余裕が無さそうにも、逆にたっぷりそうにも見える笑みを浮かべていて。




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