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第1章 出逢い


しかし、歳の差がめぐみにはひっかかってました。

(私たちが、並んで歩いたらどう見えるんだろう・・・)


初めて会ってから二週間。

一緒に共通の趣味であるスノーボードをしにゲレンデへ。

めぐみはインストラクターの為、一人で行くのには慣れている。

なので、二人は現地集合。

歳の差が引っ掛かったまんまの、デート?

ゴンドラが混んでくると、触れてる部分が熱くなるのを感じ。。。

緊張のせいか、言葉も少なくその日は解散。

帰り道、めぐみは考える。。。



ーーー あんな滑るだけで良かったのかな? ーーー


今はただ、優弥が楽しかったかを考えていた。




翌週、またゲレンデに来ると連絡があり。。。

現地集合。

1週間の間に、少しLINEも増えてお互いの距離が近くなっていた。

先週よりも、触れる度に熱くなり冷めない。

心臓が高く鳴るのを隠しながら滑るめぐみ。


帰り際、ランチに行こうと誘われ、

いつもの道と逆の道の優弥についていった。

その道のりが長いようで短く。

オーディオからワンオクのカゲロウがめぐみの心を震わせた。

ーーー 家に私の車を停めるって。。。 ーーー

こんな数回しか会って無いのに自宅を教えるとは、『無防備だな。。。』と思いながら走らせていくと。


到着した先は。。。


なんと実家!!

一人暮らしもしたことがなく、ずっと実家暮らしらしい。。。

歳の差を気にしているめぐみは混乱していた。

ただ、実家から少し離れた所に駐車場があり、そっちにめぐみの車を停める。

ウェアーのまま、めぐみは優弥の車の助手席に乗り込む。

『どこに食べに行くの?』

めぐみが訪ねると

『カレーの美味しい所があるから、そこでいい?』

と、優弥が笑顔で答える。

実はめぐみは、カレーが嫌いで外食でなんて考えたこともなかった。

しかし、気を悪くさせないよぅに

『カレー!いいねー!』

と、心にも無いことを言って賛同する。

苦手なカレーを食べ終え、帰ろうとすると。。。

優弥が、

『少し、遊んでいかない?』と自宅を指差す。

めぐみは瞬間的に色々と考えた。

( 誰も居ないのかな?、いや、居たらどーする?家で何する? )

優弥の圧しに断れず、少しだけ遊んで行くことになった。。。
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