第1章 そこからはじまる/天喰(裏)
素肌を這う感触は気持ち悪いような、けれど気持ちが良いようななんとも言えない刺激だったのに、至る所に吸盤が吸い付いてくるその感覚に快感を覚えた。
「ちょ、ちょっと……それぇ♡やだぁっ♡」
「嫌……?こんなにひくひくしてるのに……」
私の秘部に視線を落として呟かれた台詞に恥ずかしさで歪む顔。天喰くんの三白眼に射抜かれて、ずくんと体が疼く。
「すごい……溢れてきた……」
鋭いその瞳はギラついて今はただ女を求めているだけのことだとしても私を欲っされているような感覚に陥り、既に濡れている秘部から蜜が溢れるのが自分でもわかった。
「ひっ…♡!やだ、天喰く、それ……あああああっ♡!」
「食いちぎられそう……締め付けすぎですよ」
彼の指ではなく蛸の足がにゅるりと肉壁を割って侵入し蠢く。今までに経験したことの無い独特の質感。時折吸い付く吸盤の刺激に自身でも締め付けてしまうのがわかって恥ずかしい。
「はあ……名前さん、かわいい……」
「な、っ!」
「あれ、締め付けが強くなった……」
独り言のように呟かれたその台詞に子宮がきゅんと疼いてナカを締め付ければ少しだけ嬉しそうに笑った天喰くんが更に刺激を強めた。
「うく、やだ、、まって……っああ♡!」
「待たない…かわいい、かわいいです、名前さん…」
「やだやだやだぁっ♡イっちゃう……♡!あっ♡、ああああ、イく……♡♡♡っ!」
ああ、こんなにもあっさりと昇りつめてしまった。本当は私がリードするはずだったのに。年下の彼にこうも翻弄されるなんて、そう思って彼を見上げれば余裕なさげな、けれどどこか悲しげな顔で私へとキスを落とした。
「もう……挿れます、ね」
「ひっ、ああああ♡!」
天喰くんの猛った雄に貫かれて一際高い声が自分の耳をも劈く。個性にかかったせいなのか元々のものなのかわからないが硬く反り立つ肉棒は荒々しく私を攻め立てた。
「やだっ♡やだよ……ね、やだ、すぐイッちゃう……♡!」
「イッてください、俺も……っ」
強まる律動に快感が止まらない。部屋中に響く水音が、互いの荒い呼吸に混じる声が、体のぶつかり合う音が鼓膜を伝って、全てが二人を高まらせる。
「あっ、ああああ♡♡♡!イくっ……♡!」
「っく、は、……っう」
達したナカで天喰くんのものが震えた。