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【ヒロアカ】許してね、ヒヤシンス【R18】
第31章 夢はいつも唐突に消える
もう一度目が覚めたその時に、隣に先生がいて幸せだと思ったなんて。幸せなど感じて良い関係では無いのに。
「ん、おはよう」
優しげな瞳が細められて、頬をカサついた指が滑る。そのまま顎を掬い上げられてまた降ってくる唇。今度は軽く触れるだけのもので、離れた唇が薄く開かれた。
「水分、話がある」
ああ、最後通牒を突きつけられる時がきたのか。
私の心はどこか妙に冷静だった。
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