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【ヒロアカ】許してね、ヒヤシンス【R18】

第28章 よすがもなにも、どこにも






 それからはそこらに蔓延る普通の恋人のような時間を過ごした。

 カフェでご飯の後に映画なんて観に行って。ラブロマンスなんて、隣で画面を無表情に眺める先生は興味無いだろう種類の。甘ったるいラブシーンの時に目が合った、それが合図だったのだと思う。

 一滴たりとも酒など飲んでいない私達はホテルで2人、そこにはないはずの愛を貪ろうとしていた。




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