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君に知ってほしくて。

第8章 4日目~君が見れなくて・後~


「え・・・・・?」
「なーんか、変な感じ。雨だからかしら」
「様子見に行くか。」
そういって3人は教室へ向かった。




「男みてぇな女にこんな長い髪の毛必要ねぇよなぁ???」
「オカマみてぇだし、とっちゃえばぁ??」
「うぐっ、なにすんだ!離せよ!!!!」
パシンッ
「い・・・っ、血の味だ・・・」
どうやら頬を殴られ、口を切ったらしい。
「はーーい❤ではぁ~、手術いっきまぁす!」
「せつだーん!」
ジョキッ


「っ!?」
「みーちゃーん・・・・・!みーちゃん!!!!!」
たかの達が教室に来た頃には、すでに髪の毛はバッサリ切られていた。
「ヤバッ!」
「ヅラかるよ!!」
逃げようとする女子3人を、私は許さなかった。
「逃がさない・・・・。」
1人を倒し、もう1人の鳩尾に一発入れてやった。
もう1人はたかのが捕まえてくれた。
しゅーちゃんが先生を呼んでくれて。
3人は障害ということで、しばらく警察のお世話になるそうな。


「あ・・・・」バタッ

振り向くと知世ちゃんが倒れていた。
「ち・・・知世ちゃん!」
慌てて保健室に連れて行った。
どうやら気を失ったらしい。

「みーちゃん・・・髪の毛」
「ん?どうってことないよ。気持ち悪いって思う人がいたんだ。切って正解だろう。」
「みーちゃん。髪の毛整えてあげるから後ろ向いて。」
しゅーちゃんがバランスの悪かった私の髪の毛を整えてくれた。
「ありがとう」
「どいたま」


しかし、知世ちゃんにはヒドイところを見せてしまった。
早く、目が覚めてくれれば・・・いいんだけど・・・・。


覚えているのは、時計の針が3時半だったこと。
それからは、覚えていない。


後2に続く。
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