第5章 異世界トリップ
「長屋!?へ〜、寮もあるんですね〜。この学校の築年数はどれくらいなんですか?」
潮「いい加減にしろ!もう情報はやらん。下を向いて歩け!これより顔を上げることは一切許さん!」
「あ…すみません…」
調子に乗ってしまったなとゆうきはしょんぼりうな垂れた。
七「まぁそのくらいいいじゃないか!この学園を開いたのは学園長先生だ。若い頃は天才忍者と言われていてな!学園長は年齢不詳だからはっきりとは分からないが、30年〜40年は経っているのは確かだろうなぁ。」
「さん、よんじゅうねん??」
確かに造りは古い割りに綺麗だけど、それは改修や補修を重ねたからで、実際はもっと歴史があると思ったんだけどなぁ…
食「まぁそれくらいが妥当だろうなぁ…。」
善「確か学園長が現役を引退したのが、永禄××年って聞いたことがあるなぁ。だからその後じゃない?」
「えいろく…?」
永禄って聞いたことある気がするけど…え?
「あの…今何年でしたっけ…」
潮「天正××年だろ。おかしなことを聞くな。」
うそだ…
ここは…
もしかして…
室町時代後期??