第5章 異世界トリップ
伊作とゆうきは医務室から一歩外に出た。
外は真っ暗かと思いきや、まだ日は落ちきっていなかった。気を失っていたのはゆうきが思っていたより短時間だったようだ。
善「留、小平太、文次郎お待たせ。行くよ〜。」
シュタッッ!!!
伊作が呼びかけると、どこからともなく3つの影が現れた。
七「待ちくたびれたぞ、伊作!」
潮「よし、では学園長先生のところへ向かおう。もう皆揃っているはずだ。小平太は前を。私とヘタレ用具委員長が後ろに回ろう。」
食「誰がヘタレだ!!やるか!?」
善「2人ともやめて??」
呆気にとられているゆうきを伊作が苦笑いしながら、こちらですと促す。