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異世界へのいざない【落乱】

第4章 医務室


ーーー「…ここは??」
どうやら布団の中のようだ。見慣れない天井。

?「気がつきました?」

急に声をかけられ、ゆうきはガバッと身体を起こす。
「誰!?うっ…」

?「ほら、急に起きちゃダメですよ。ここは忍術学園の医務室。僕は保険委員長の善法寺伊作です。」

忍術学園…そういえば私忍者のコスプレした人達が沢山いる変なところに迷い込んだんだったっけ…。というか医務室ってどうして…。

痛む頭を押さえながら周りを見渡す。古い作りを感じさせる木造の部屋には、沢山の薬の名前が書いてある大きなタンスが一つ。私が寝ている布団の前には、ついたてが置かれていた。

そしてこの保険委員長の善法寺君とやらは、私のそばに座り薬を煎じているようだ。

す、すごいにおい…。
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