第3章 最初の出会い
子ども相手に泣かされるのが悔しくて、ゆうきは唇を噛み、涙をこらえた。
ふと目線を下に向けた時、今度は自分のブラウスの裾がたくし上げられていくのが目に入った。
「も、もうやめて!!」
ゆうきの淡いピンクのブラジャーが露わになる。
鉢「これは何だ??」
「ブ、ブラジャー!ただの下着です!もういいでしょう?!」
鉢「ぶらじゃあ?初めて見たな…ふぅん…」
ブラも知らないなんて、いくらガキでもおかしいわよ。
三郎はぐるっとゆうきを反転させ、身動きできないよう再び壁に押し付ける。
「痛っ、今度はなに…」
三郎はゆうきの背中につっ…と指を滑らせた。
鉢「へぇ、こうやってフックで止まってるんだ。まぁ危険なものではないみたいだな。ただの下着というのは本当のようだ。胸を矯正する南蛮の下着というところか?」
三郎はどうやらブラジャーの構造を観察しているようであった。