第21章 女の嫉妬
カリッ
「あ、ああああああああん!!////」
七「乳首噛まれてイッちゃったね〜」
はぁはぁと肩で息をするゆうき。
長「…小平太やりすぎだぞ。」
潮「ゆうきさんも、これに懲りたら、怪しまれるような行動はせずに…」
しかしゆうきは嫌な予感がしていた。学園に迷い込んだあの日、同じように武器を持っていないかと確認して来たのは三郎であった。
七「まだだ!女は隠せるところが多いだろう?」
やっぱり…。予感が的中し、ゆうきは絶望した。あの日、三郎も胸だけでは終わらなかった。それに、人懐っこい笑顔で何をするか分からない小平太の方が恐怖を感じた。
「お、お願い…もうやめて…」
自分では身体を支えきれず、小平太に身を任せたままゆうきは懇願した。
七「貴女が武器を持っていないことを証明できたらな!」
こうなった小平太はもう止められないことを長次は理解しており、やれやれと項垂れた。
七「ほら、足を開いて」
「え??」
七「足を開いて腰を落とすの。」
有無を言わさない小平太にゆうきは身震いした。助けてと言わんばかりに文次郎を見やるが、すまんと目を逸らされた。
バチン!!!
「ひゃん!!!」
小平太に強く尻を叩かれ、ゆうきは目を丸くする。
七「早くしないと…次はもっと思いっきり叩くよ?」
「や、やだ…、やるから…待って…」
ゆうきはおずおずと足を開いた。
七「もっとだ。」
「そ、そんな…」
もっと、もっと開け、もっと腰を落とせ、小平太の指示に言われるがままに従い、腕は後ろで拘束され、胸はさらけ出したまま、ゆうきはガニ股の状態になっていた。
「もういやぁ…」
恥ずかしくて涙を流すゆうきのことは気にせず、小平太は無慈悲にも次の指示を出す。
七「文次郎、武器を隠してないか見てやって。」
潮「…あぁ。」
「え、ちょっと、待って!!文次くん!!」
七「私は怪しい動きをしないか見張ってるからな。文次郎を悪く思わないでくれ。」
そう言って小平太は背後からゆうきの胸を揉んだ。
「いやぁ!む、胸はもう終わったでしょ!」
七「手持ち無沙汰でな!ははははは!」
悪びれもせず、小平太は笑った。