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【Fischer】君に恋、してみた。

第2章 今。


「「「「「「「「アデュー!!!!」」」」」」」」



今日の動画も無事終え、皆それぞれ動き始める。



モ「あい、今日はどうする?」

貴「明日バイトあるからなぁ。夜も遅いし、帰る」

モ「おけ、んじゃあ俺も帰るわ。」


モトキとは住むマンションが一緒だから、夜が遅い時はよく一緒にかえってくれる。


シ「お、2人もう帰んのか?」

モ「うん、あい明日バイトあるんだって」

シ「そっか、気をつけてな」

ン「寒いから風邪引くなよー」

貴「うん、ありがとう。」


メンバーが楽しそうに話しているのが後ろで聞こえるのを感じ、シルクの家から出る。

モトキと一緒にエレベーターに乗る。

貴「もう11月かぁ。早いね」

モ「ね。最近時が過ぎるの早くない?」

貴「ほんとに!もう年かなぁ」

もう20を過ぎた年齢だ。考えてみればもうそんな年齢になったのかと驚く。

貴「中学校の頃が懐かしいねぇ」

モ「そうだね。初めて会った時の事覚えてる?」

貴「勿論。あの日だけは忘れられない日だね。」

モ「俺もだよ。めちゃめちゃ楽しかったなぁ」


あの時の事を思い出す。

こうやって中学校の事を思い出す所、やっぱり年なんだろうなぁ(笑)


あの日がきっかけでほとんど毎日遊んだんだっけ。

目を閉じ、笑みが零れる。


エレベーターから降り、歩く。


モ「そういえば今度ライブするらしいじゃん。俺も行こうかな」

貴「えぇ?いいよ来なくて(笑)緊張するじゃん。」

君は私の親か(笑)

貴「単独ライブだからねー。すごく楽しみ。」


マンションから出ると冷たい風に吹かれる。
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