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【R18ヒプマイ】だからと言ってこれはない

第5章 俺っちはそんなの認めないから!




「絶対だめ!!!!」


さて、現在私は独歩の家、の玄関にいる…んだけどまあまあ面倒なことに中にいる一二三が
中に入れてくれない事案が発生した。

原因は、うん、100%私な訳で。
とりあえず離れた場所で待機してるけど
会話が筒抜けな訳で。

「そんな事言われても
ここ俺の家でもあるし…」

「それでも!
彼女出来たから連れてきたって
いきなり言われてもいまスーツクリーニング
出してるし無理!」

「いや
スーツを着せた一二三には会わせたくない」

「そーいう話じゃなーくーてー!
とにかく俺っちはそんなの認めないから!
絶対だめだかんな!」

と、まあこんな感じで私がいる限り
一二三は絶対に独歩を家に上げないつもりでいるらしい。
これは中々手強いぞ…。

「私帰った方がいい?」

埒が明かないので一二三と口論中の独歩の肩を叩いて聞いてみる。
すると独歩は困った顔をして言った。

「帰るって…家ないんだろ?」

「昨日泊めてくれなかったくせに何を今更
適当にホテルでも探すわよ」

「あれは付き合う前だったからで…
とにかく待ってくれ…
それだったら先生に連絡して」

そう言って独歩はスーツの中を探って
スマホを探し始める。

はて、先生とな……?

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