第1章 坂田 銀時 ~嫉妬故~
雅side
今日は総悟とカフェで待ち合わせ、ちょっと相談したいことがあってね…
貴「あっ、総悟!」
沖「おっ、来るの早いですねィ」
貴「総悟だって、仕事中なのにごめんね」
沖「どうせいつもサボってるからいいんでィ」
そんな話をしながらカフェの中へ入っていく
貴「!」
沖「雅?どうかしやしたか」
貴「ううん、何でもない」
誰かの視線を感じたような?気のせいかな
~カフェ店内~
沖「で、相談って何でさァ?」
頼んだコーヒーが届いたところで話を始める
貴「うん、ここでする話じゃないんだけどね…最近銀ちゃんの嫉妬?というか、やきもちなのかとにかくそういうのが多くて」
沖「…」
貴「この前だってちょっと土方さんと喋ってたらいきなり銀ちゃんに家に連れて帰られて…ホラ」
そう言って私は腕の傷を見せる
沖「うわ…こりゃ酷ぇや、俺でもここまでは…やるな」
貴「やるのかよ!」
私の腕には縄で縛られた跡や切り傷がついている
貴「こういう時ってどうしたら良いのかなって…総悟に話しても困っちゃうよね」
沖「別に俺は構いやせんぜィ、でもどうしたモノですかねィ」
その時だった
?「あれ、総一郎君と二人きりで何やってんの?」
突然声がかけられた、その声の主は…