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極甘*赤司*高尾*黄瀬 【黒バス】 【短編集】

第37章 雨@黄瀬@


「大丈夫?
落ち着いてからでいいよ!?」


息切れっ切れのままで喋ろうとするので
何が言いたいのかわかんない


そんなに急いでるの?



「…………はー。
…ごめん、慌てすぎたっス。」


頭を掻いて少し照れたような仕草を見せる

いつものキメ顔より、こっちの方がいいなぁ…
顔が赤くなっててかわいい^^


じっと見続けていると
涼太くんはいつもの顔に戻ってしまった

「俺がかっこいいからって、見すぎっスよ!
ユウっち!」


「ちっ違うよ!見てないし!
今よりバスケしてる涼太くんの方がかっこいいし!」


「……それ、喜んでいいのかわからないっス…。」



さっきはかわいかったもん

でも言ったら
「かわいいなんて言わせない」

って、積極的な涼太くんになるからやめとこう


…積極的すぎて、1日に何度もキスされたり
好きって言われるのは、心臓に悪い



「あ、それよりユウっち…。」
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