第36章 災難@高尾@
「き、木村しぇんぱい!
あの苺何だったんしゅか!」
屋上で叫んでみるも答えは返ってこない
授業開始のチャイムが鳴るが、戻れるわけがない
「えっと~、
5歳、くらいかな…。」
そう、俺の体は今5歳くらいだから
しかもめちゃくちゃ舌っ足らず
元に戻る方法を、
ユウちゃんも一緒に授業をサボり、考えてくれるようだ
「~~戻る方法って言ってもなぁ~。
あの苺しかねぇんじゃ…。」
「そうだね…。」
でもまぁ、すぐに考えはそれに絞られてしまったため
俺が頭を抱えていると、ユウちゃんが急に
抱きついてきた
「ユウちゃん?!
どうした?」
「あの、
かわいい…こんな子すっごい好き。」
「えぇ?」
ユウちゃんが座った状態で
俺が立った状態で
すっぽり抱きしめられる
ユウちゃんは膝を立てて座っていたため
ちょうど顔に…///その、当たる////
何この俺得
……子供最高^^//////