第36章 災難@高尾@
ズベッ
ゴンッビシャッバフッムギュッ
…
滑って頭を打ち、
魚の水槽の水替え係が俺の足につまづき水を頭にかぶり
黒板消しで遊んでいた男子の投げた黒板消しが濡れた頭に直撃し、
後から入ってきた真ちゃんに頭を踏まれた
………おは朝って恐ろしい
***
昼休みになるまで俺は色々な災難に見舞われた
そう、色々だ
色々。
真ちゃんの話に寄るとユウちゃんの星座だけは
まだ相性がいいらしく
今のところ危害は及んでいない
1日中ユウちゃんと一緒にいられないとか
その方が災難だから
良かった方だ
俺の運が悪いと聞いて、先輩が様子を見に来てくれた
木村先輩からは、変わった実がなったからやる
と、苺を貰った
……病気のお見まいか!
とか言いつつ、ユウちゃんと屋上で弁当を食べるときにおいしくいただいた
味は問題無かった
ただ、
段々と目線が下がっていく
服がダボダボになっていく
謎の自体が起きたのだ
「ユウちゃん!ど、ど、どうしよう!
俺!」
俺の体は縮んでいた