• テキストサイズ

極甘*赤司*高尾*黄瀬 【黒バス】 【短編集】

第36章 災難@高尾@


ちょっと変態チックになってたら

俺がニヤニヤしてるのに気づいたユウちゃんが
体を離した


「っちょ…
今、む、胸、当たって……!」


「うん。///」


「言ってよ!もー!//」


気づいてないのも可愛かったけど
こんなことして本気で怒られないの、俺ぐらいだろうなー


そう考えると
またニヤニヤしてきた

「かっ和成はその体で良かったね!
やっやらしい事いっぱいできるし!」


そんな俺の顔を見てか、ユウちゃんが超赤面しながら言った

でも、ユウちゃん…


「でも、こんな体。

バしゅケは絶対無理だし。
しょもしょも人前に出れない。

ユウちゃんと手を繋ぐことも
ユウちゃんを抱きしめることも

ユウちゃんにきしゅをするのもできないんだぜ?」


自分の小さくなった手を見つめながら
しみじみと呟いた

災難って、こういう事か

と、今やっと気付いた


俯いていたユウちゃんは
今度は当たらないように俺を抱きしめ、
手を絡ませ、

キスをした


「バスケとか、人の事は今の私にどうもできないけど。

わたしからキスくらいは、できる。


ずっと私が協力して、支えるから…。」



今日だけ
いつも笑ってる俺は
泣きそうになった
/ 261ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp