第36章 災難@高尾@
「で?真ちゃんはなんで自ら下駄箱まで来たの?」
真ちゃんがわざわざ危険を冒して来た事が不思議だった
そんな人達と関わらないように教室で大人しくすると思ったのに
「…そんなの、決まってるのだよ。
高尾という、俺の安全を妨害する奴を自分に寄せ付けないためなのだよ!」
「……要するに、俺に近寄るなと事前に忠告しとくってことね。」
嘘でも、俺の身を案じて とか言えよ!
とか思いつつ教室に入った
すると
「和成!おはよう!」
さわやかな笑顔の彼女がいた
ユウちゃん!今日も可愛い!
ハッ
もしかしたら……俺の運勢の悪さに巻き込まれるかもしれない!
すっかり真ちゃんのおは朝占いを信じた俺は
ユウちゃんから離れようとした
その時