第27章 珍しく@赤司@
私の肩に回されていた腕が払いのけられ
後ろに引き寄せられた
お腹と首に腕が回される
かなり強い力だ
その腕で振り向かされ、向き合う形になる
やっぱり、征十郎君
顔が近づきキスをされる
皆見てるけど受け入れる
もうバレたっていいみたいだから
ただ
激しい
激しいです征十郎君
皆見てるのに激しいです!
「……っんぅ…」
自分嫌ー!
皆見てるのにー!
声漏らすな!!我慢!
口が離され半ば溶けそうになりながら征十郎君を見つめる
皆は呆気にとられてる
「ユウは僕と付き合ってるんだ。
今のは見せつけ。わかったら…
必要以上、近づかないでくれるね?」