第27章 珍しく@赤司@
「…わーったよ。
わりぃな、ユウ。それ、くれよ。」
赤司君に諭されて、やっと謝った青峰君は
指を私の持っていたドリンクに向けて言った
「…はいは~い。赤ちんが言うなら、我慢する~。
俺にもドリンクちょーだい。」
さつきちゃんに話しかけようとして、オロオロしていた紫原君も
口を尖らせて言いながら、お菓子を諦めた模様
……さすが赤司君だ
涼しい顔で練習をこなし
私の事も助けてくれる
実は皆には内緒だけど
私達は付き合っている
かっこいいなぁ
///^^///
「はーい皆ー!
私特製ドリンクだよー!
さつきちゃんは触ってないから大丈夫!」
「…安心したのだよ。」
「僕もです。」
「ユウっちのドリンクほんとうまいっスからねー!
桃っちが関わると台無しっていうか…」
「…もぉー!
皆までひど~い!!」
和やかな空気が流れる
皆の円の中でさつきちゃんをからかった
……赤司君だけ、良い顔をしなかったけれど
「うまー!」
「ね~ね~何混ぜて作ってるの?
うま。」
「おいしいです。」
皆が口々に言ってくれる