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極甘*赤司*高尾*黄瀬 【黒バス】 【短編集】
第15章 俺のもの@高尾@
辺りは暗い
よく彼の顔が見えない
でもわかる、泣いていたと
「泣いていいよ…。
私の前でくらい、泣いてほしい。
和成君だけ我慢してどうするの?
一回全部吐き出して、また心から笑ってほしいな。
そんな笑顔が好きだから…。」
和成君の目の前に立ち
いっぱいいっぱいになりながら告げた
和成君は、ありがとう、と言って
座ったまま私を抱き寄せて
肩を震わせた
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