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遠い想い【蒼竜の側用人】

第3章 遠い想い


 今、ハイネダルクの前には、エルドランテの面影を残した少女、ルクルがアズファレオの王と共にあった。
 キリトとジェドと共に崩壊するレギオンを離れながら、ハイネダルクは心で呟いていた。
――ルクルが約束通りに草木を植え、ミダに清らかな気脈が戻ったら、また風音はミダへ来てくれるだろうか。許してくれとは言えない。でも、またいつか……。
 遠い想いを残したまま、黒竜は姿を消した。
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