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夢繰り屋 凛 第六章
第3章 彼。
「翔太君!!えっ?いつからおったん?」
「凛ちゃんが教室から出てきたから、
どこ行くんかなぁ~?って思って、
そっからずっとついてきてたんやで。」
「えっ?ずっと?…声かけてくれたら良かったのに。」
…彼も勉強出来るんかなぁ。
「んで、何の教科がヤバイん?赤点が
どうこうゆってたけど?」
「…英語と…数学…です。」
これはこれで…恥ずかし…。
「じゃあ、帰りに図書館行こうか。」
そう言って、ニッコリ微笑む翔太君が
私には、神様に見えた。
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