第1章 Fate短編・SS
猫の日
今日は猫の日
これといって何か特別な日でもなんでもないが猫の日である
私は手始めに猫耳でもつけようかと冗談半分に自分の頭に手をやる
何か柔らかいもふもふが手に当たる
そうそう、つけるとしたらこんな感じの肌触りがいいよねー
・・・って、
なんですとー?!
冗談であってほしいと願いながら覗き込んだ鏡に映ったのは
紛れもなく猫耳を生やした私の顔が写っていたのである
ふとため息をつきながら呟いた
『にゃにゃにゃ、にゃーにゃにゃみゃみゃみゃう(これは、どーしたものか)』
ん?ちょっと待て今私は何といった?
『にゃにゃーみゃみゃみゃーみゃ?(あれーおかしーな)』
・・・・・
あの、
私もう今日は布団から出たくないです
ああー!そうだ 今日はよりによってみんながうちに食べに来るんだっけ!さいあく。
もうこうなったら全て士郎まかせだ!と思った私はすぐさま士郎に筆談した
耳はとりあえず帽子を被って風邪であると誤魔化した