第3章 試練とはじまり。
不安な気持ちのまま故郷を離れ波の国へ。
ヤバい不安しかない。
タズナ「大丈夫かい?」
『うわっ!じいさん脅かさないでよ。』
とっさの事でいつもの調子でしゃべってしまった。
ナルト「大丈夫かよ!」
『えへへ。』
カカシ(ちょっと口調が荒いのはクシナさんだなぁ。)
サスケ「もう国境越えたんじゃねーか?」
サスケの言う通り、国境は越えて居た。
サクラ「じゃあ。」
賢いサクラは回りを見てクナイを握る。
『良いの。』相手の攻撃を当てられないように木遁で壁を作る。
カカシ「!」
再不斬「てめえら、隠れたつもりか?」
ナルト「反撃しなくて良いのかよ!」
『わかった、私が様子見て来るから。』
カカシ「大丈夫か?」
『あ、先生は今の見なかった事にして下さいね一部の人にしか教えて無いので。』
カカシ「それはいいが…。」
木遁の壁から出て見た光景は。
『どうもはじめまして、霧隠れの鬼神さん。』
再不斬「大した下忍だな。」
『いえいえ、占いに導かれたので。貴女方を倒す任務では元々ないらしくて、今日最悪に見舞われるかも知れませんし。忠告だけですし。まぁタズナさんは守りますけど。』
再不斬「そのじじぃ倒すのが俺の任務なんだが」
『貴女方は確実に今日死にます。死なない選択は貴女方の雇い主を殺すことですよ。わかりましたか?そしたら、波の国を去ることです。』
再不斬「なんで、てめえがそこまでわかってるんだよ。」
『だって無駄死にとか嫌じゃないですか?忠告はしましたからね。疫日なのはお忘れなく。』
そうすると、再不斬の気配が消える。
『じゃ、村行きましょうか。』
ナルト「やけにさわやかだってばよ。」
カカシ「霧隠れの鬼神だったんだろ!大丈夫か?」
『何言ってるんですか、無傷ですよ。』
サスケ(すげっ…)「……」
サクラ「無傷ならいいじゃない。」(なんかあったのかしら。)
続く