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想いを届けたい

第6章 手伝い





ついて行かなきゃよかった
なんて思いながら歩く


多目的室って、4階…


せめて、
職員室が2階か3階にあれば
楽だったのに


1階から 4階の多目的室まで
この本の山を抱えて
階段を登り続けるのはキツイな




「 お、重いな… 」

ついつい心の声が漏れる



さっきは、時間なんて
ほとんどかからなかったのに

今は、10分かけて
ようやく3階に着いた



後は、4階まで
登るだけ!



よしっ!行くか










「 大丈夫? 」



誰かに声をかけられた



入学式の日の放課後に
残ってる人なんていたんだ




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