第12章 ルカー繋がってふやけるー
「…っ、ぁ、あぁっ…」
上半身から始まったそれはどんどん下がっていき今は膝を舐め回していた。
「っやぁっ、やっ、ぁ…」
ただの快感でない擽ったさを含んだ愛撫をアリスはどうしても受け入れる事ができず口からいや、いや、と無意識に発してしまう。
「…いや?…こんなに腰がビクンッてしてるのに…?」
全身をくまなく舐めまわしたルカはアリスの身体が大きく反応する箇所を全て記憶していた。そしてその場所を舐めているときアリスの口からは否定的な言葉が出る事も。
「…すみれは気持ちいいところにくると、いやって言う…俺すみれの身体のこと全部知りたいから…もっとしたくなる…」
そう呟くとルカの舌は内腿を伝って足の付け根まで登ってくる。
「…ここも、きっとすき…いやって言うから…」
そのまま舌を尖らせてペチャペチャと刺激する
「ーーっ、やぁ、ぁぁっ、」
「…ほら…」
悪戯に笑うルカ。
「…でもすみれにはちゃんと素直になってもらわないと駄目…イヤって言うのは使わないようになって貰わなきゃ…」
「っ、そんな、っ、ぁ」
「…だって…それは嘘でしょ?…嫌じゃないよね?」
「っ、…」
「…ね?…だからそう言うときは、気持ちいいって言ってほしい…」
「っ、きもち、いい…?」
「…そう、気持ち良いって言われたら、…俺すごく、嬉しいから…本当に気持ち良いときはそうやっていって欲しい…逆に本当に嫌なときは嫌っていって…?」
「…ん…わかっ、た…ルカがそう言うなら…全部ルカに任せるって、決めた、から…」
アリスはキュッと目を閉じて自分に言い聞かせるように呟く。ルカはアリスの頭を優しく撫でた。
そして課題が終わるまでまたくまなく全身を舐めまわした。
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