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溺れた先の光

第1章 prologue





ここは・・・
何処なんだろう

綺麗・・・


なんだか長い長い夢を見ていたみたい

覚めてほしいような
覚めてほしくないような

でも・・・
何も思い出せない


ここは・・・ドコ何だろう

~ゴポッ・・・~


口から漏れるのは空気の泡

揺れる髪の毛

浮かぶ体・・・

~ゴポリ・・~

ああ、ここは水の中だったのか

上から射す光へ手を伸ばすと

どうしてかな・・・

ここが水の中だと気づいたからかな・・・

~ゴボッ・・・~

急に息が苦しくなって

せっかく綺麗だった景色が

見えなくなっていく

“また”どこへ行くのだろう

私は長い夢を見る


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