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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第15章 監禁2※




イッた後の気怠い身体…


理性を飛ばした後悔で
何とも言えない気持ちになった


ソファーの隅に座って体を丸める


安「快楽に乱れた葵さんは
とても可愛らしかったですよ」


安室さんはそう言い
髪を撫でこめかみにキスを落とす


安「ほら、先にシャワー
浴びて来てください
それとも一緒に入りますか?」


『け、結構ですっ
先に入らせて頂きます』


安「着替えは用意してますから」


背中で有難うございますだけ言って
浴室へ向かった


頭からシャワーを被る


安室さんに抱かれても
脳内にあるのは赤井さんだけだった


やっぱりここから出よう


安室さんに監禁されるくらいなら
赤井さんにされたい


赤井さんは無理に私の事を
聞こうとはしなかった…


その優しさが胸に沁みた


ずっとここに居たら
いつか赤井さんの名前を
口に出しそうで、それが怖い


次、安室さんが出掛けた夜に
ベランダから脱出しようと
心に決めてシャワーを止めた














髪を乾かしリビングに戻ると
安室さんは夕食を作っていた


安「少し早いですけど
夕飯にしましょうか」


『はい、ありがとうございます』


テーブルに着いて
いただきますっとご飯を食べる


安定の和食


安「僕、今夜は組織の方で
出て行かないといけないんですが
1人で眠れますか?」


『子供じゃないですから
大丈夫ですよ』


今夜決行だと気持ちが高まった


安「後…それから…」


『それから何ですか?』


安「赤井秀一と言う男をご存知ですか」


一瞬、動揺しそうになった


『いいえ…』


ここは"知らない"と答えちゃダメだ
どっかの何かの回でコナンくんが
攻められてたはず…


私は冷静に頭を動かした


『その人はどの様な人なんですか?』


安「知らないなら良いんです」


安室さんはまた手を動かして
夕食を食べ進めた

















ーーーーーーーーーーーーーーー

安「それでは行ってきますので
いい子に留守番してる様に」


そう言い安室さんは
軽く触れるだけのキスをして
玄関の外へ出て行った


今夜、私はこの家から脱出するんだ






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