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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第14章 監禁※





だるい体を起こし
回らない頭を働かせた
ここが列車の中じゃないことは
すぐに判断できた


まだ眠気が残る…


私はベッドに
寝かされていたらしい


まだ体がだるくて
力が入らない


どれだけ強力な
睡眠薬を打たれたんだろう


それにしてもここは一体
何処だろうか


前に安室さんに
連れ去られた時とは
また別の部屋っぽい…


その時、ガチャリと
部屋の扉が開いた


安「お目覚めですか」


『…安室…さん…どうして』


安「あの後、僕の部下が
貴女を回収しました」


そう言い、安室さんは
ベッドのふちに腰掛ける


安「もう僕から逃げられませんよ」


髪を撫でられ
恐怖で体が跳ねる


安「葵さん、貴女の事を
調べさせて頂きました…
まさか戸籍ごと無いとは驚きました
過去の経歴も一切…
何処の組織の人間ですか?」


酷い疑われようだ


『私は…何処の組織にも…
所属して…ません…』


安「…そうですか
では何処から僕の情報を?」


あぁ、もう…


もうこの人からは
逃げれそうにない…


諦めを感じた時
自然と恐怖が消えてゆく


隠していくことも疲れた


静かに目を瞑る


『もう…好きにして下さい……』


赤井さんもコナンくんも
心配しているんだろうな…


安「僕は貴女の情報が欲しい」


『私から…話せる情報はありません』


安「まぁ、時間はまだありますので
ゆっくり躾させて頂きますよ」


そういい優しく
頭にキスをされた


優しくしないでほしい…


一層の事、酷くして欲しい


優しいキスは
赤井さんにされたい…


赤井さん…


会いたいよ…




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