• テキストサイズ

【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第11章 不安※




ぐったりと動かない
気だるい身体


ニートFBI体力ありすぎ…


なんて思っていたら
赤井さんがミネラルウォーターを
渡してきてくれた


のそのそと起き上がり
それを飲み干す


すっかり酔いも覚めていて
恥ずかしさが残る


再び、ごろんと
ベッドに横になった


ベッドのふちに腰掛けながら
頭を撫でてくる赤井さん


赤「不安ならこのまま
一緒に寝てやるが?」


そういい頭にキスをしてくる


『…別に…大丈夫です』


赤「なに今更
恥ずかしがってるんだ?」


そう言いながら
赤井さんはベッドに潜り込んできた


『あっ…ちょ!』


そのまま赤井さんの
腕に閉じ込められてしまう


赤「酒が無かったら
素直になれないのか?」


『そんなこと…』


ありませんって言おうとしたけど
言葉を遮られる


赤「じゃあ、もっと素直になるんだな」


赤井さんの匂いがする…


あぁ、この匂いが
とても安心できるんだ


『…一緒に寝てください…』


赤「いい子だ」


静かに目を閉じて
深い眠りについた。














ーーーーーーーーーーーーーーーー


翌朝、目が覚めると
赤井さんににこりと微笑まれながら
おはようと言われた


びっくりして
起き上がろうとしたら
ひどい頭痛に襲われて頭を抑えた


身体もだるい…


頭が痛いのは昨夜のお酒のせいだ
身体は赤井さんのせいなのか
お酒のせいなのかわからない


赤「どうした?二日酔いか?」


と赤井さんに問われる


『そうみたいですね…』


ふむ…と何か考える赤井さん


赤「モーニンググローリーフィズって
カクテル知ってるか?」


『…いいえ』


赤「二日酔いの朝に迎え酒として
飲むように作られたカクテルなんだが
…まぁ、残念ながら
材料がないからまた今度にでも…」


『へぇー…
そんなカクテルあるんですね』


赤「カクテル言葉は

"貴方と明日を迎えたい"

だそうだ」


そう言われ
唇にキスされた


どくんっと心臓が鳴る


顔が真っ赤に染まりながら
もう一度ベッドに潜り込んだ…




"貴方と明日を迎えたい"…か




.
/ 493ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp