【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】
第11章 不安※
『…んっ…はっ…』
唇が離されて
寂しくなる
もっとされたい
『…も、いっかいやって〜』
赤井さんの服の裾を掴んで
子供のようにねだった
酔っ払ってるから何でもいい
赤井さんとちゅーしたい
赤「歯止めが
効かなくなったらどうする」
そう言いながら
再び口に含んだ
ミネラルウォーターを
私の口内へ流し込んでくれる
ねっとりと絡ませた舌が
心地良くて安心する
ぷはっと離され
赤井さんが髪を撫でてくれる
『あかいしゃんとのちゅー
きもちくって…すき…れす
とても、あんしん…できるんれす』
ぼーっとする頭に
呂律の回らない舌
伝えたい言葉を
一生懸命伝える
赤井さんは一瞬見開いたけど
フッ…っと笑いながら
目元にキスを落とした後尋ねてくる
赤「何か不安な事があるのか?」
不安……記憶……
何かが外れたかのように
涙が溢れてきた
『…っ…きおくっ…
…おもいらせな…くって…っ
あのとき…のっ……っ…
だいじな、ことっ…たぶ…ん、
…わすれちゃっ…てる…』
溢れる涙を赤井さんに
舐めとられる
赤「ゆっくりでいい、
いつか思い出すさ」
そう言った後
また唇が合わさる
赤井さんの熱を求めて
必死に舌を絡める
歯列をなぞり
上顎を舐め舌を吸う
いやらしい吐息と
唾液が合わさる音が
耳に入り
子宮が疼いた
もっと赤井さんを
感じたくって
もっと安心したくって
赤井さんの服の裾を掴んだ手に
無意識に力が入る
唇が離され糸が引く
赤「このままじゃ
歯止めが効かなくなってしまうな」
『…いい…このままっ
…つづき…してくらさいっ…』
赤「とんだ殺し文句だな」
.