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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第10章 少年探偵団




今日のお昼は
コナンくんや、そのお友達が
みんなでやってくるらしい
きっと少年探偵団のみんなだろう


沖「葵さん、
カレーの方はどうですか?」


『ひゃっ!』


キッチンでカレーのお鍋を
ぐるぐるかき混ぜていたら
後ろから沖矢さんが抱きついてきた


『もう、火使ってて
危ないですから離れて下さい!
そろそろ出来上がりますので!』


沖「つれないですねぇ」


沖矢さんのあしらい方も
慣れたもんだ


丁度その時チャイムが鳴った


『ほら、コナンくん達来ましたよ
迎えに行ってあげて下さい』


沖「はいはい」


沖矢さんは渋々私の元から離れて
玄関へ子供たちを迎えにいく


急にガヤガヤと騒がしくなる家の中


私は心の中で


少年探偵団のみんなとは
今日、初めて会う
何も知らない…


と呪文の様に唱えていた


子供たちは大丈夫だろうけど
コナンくんがこわい


と、その時


元「うわ〜うまそうな匂いだな!」


光「ほんとですね〜」


歩「わーいっ!カレーだぁ!」


とぞろぞろ子供たちが入ってきた
その後ろにコナンくんと沖矢さん


あれ?哀ちゃんはいないのか?
まぁ、沖矢さんのこと
始めの方は苦手意識してたし
適当に理由つけて
来なかったんだなきっと


歩「あれ?お姉さん誰ー?」


歩美ちゃんが私の方に近づいてきて
見上げながら言ってくる


『初めまして、
私は有栖川葵
訳あってここで沖矢さんと
一緒に住まわせてもらってるの
よろしくね?』


歩「そうなんだぁ!私は歩美!
葵お姉さんよろしくねっ」


光「僕は光彦って言います」


元「オレは元太!よろしくな!」


『みんな、よろしくねっ』


子供たち…可愛いすぎる…
なんて思いながら自己紹介が終わり
元太くんにぶっ飛んだ質問をされた


元「なぁなぁ、葵の姉ちゃんは
昴の兄ちゃんの彼女なのかー?」


『えっ、ちが…』


沖「そうですよ」


否定の言葉をすかさず
沖矢さんが遮った


コナンくんに助け舟を求める様に
視線を送ると
何処かで見たジト目で視線を返された




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