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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第82章 異世界から来た理由※




翌日、起きた時には
朝の9時を回っていて
良く寝たとスッキリ目が覚めた


ベッドは広くて
隣に秀一さんは居ない


リビングの方から
誰かの話し合う声がする


ベッドから起き上がって
リビングへ続く扉を開けると
そこには秀一さんの他に
降谷さんが居た


赤「おはよう、葵
よく眠れたか?」


『あ、はい、
おはようございます
それに降谷さんも
おはようございます』


降「おはよう、葵さん」


『すいません、こんな格好で…』


寝起きのパジャマ姿が
少し恥ずかしくなった


赤「葵、コーヒーでいいか?」


『お願いします』


私はリビングとキッチンを
通り過ぎて、廊下に出て
洗面所へ向かった


顔を洗い、歯も磨いて
髪も整えた


リビングに戻ると
テーブルの上に朝食とコーヒーが
並べられていてお腹がぐーっと鳴る


吸い寄せられる様に椅子に座った


秀一さんと降谷さんは
ソファーに座って
何やら仕事の話をしている様だった


昨日の残党の事かな…


トーストをかじりながら
降谷さんの事を見つめていた


そう言えば
全部終われば、
私が何者なのか話すって約束、
まだ果たせてないな…


降「そんなに僕ばかり
見つめていると
赤井が嫉妬しますよ」


『え…あ、そんなんじゃっ!』


赤「浮気はよくないな」


『だから、違うって!』


トーストが喉に詰まりそうになり
コーヒーで流し込んだ


赤「降谷くんを見つめて
何を考えていたか言ってもらおうか」


秀一さんは立ち上がり私の横まで来ると
テーブルに片手を付いた


『あの…降谷さんに
私が何者なのか、
ちゃんと話してないなって
ずっと私の事怪しんでたから…』


赤「そう言えば、
その話をしていなかったな…
組織壊滅後は何かと後処理で
忙しかったからな」


降「そうですね…
で、話してくれるんですか?」



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