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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第67章 熱2




いつもシャキッとしている秀一さんは
熱があると、ふにゃっとしている


赤「葵はふにふにしていて
可愛いな…食べてしまいたい」


『そりゃあ、幼児化してますからね
ふにふにもしてますよ』


頬っぺたをぱくっと食べられて


『食べ物じゃありませんよ
ほら、ちゃんと寝て下さい』


秀一さんは頬をはむはむするのを
やめてくれず、私はされるがまま


『あーもう、秀一さんっ』


私は秀一さんを引き剥がして
体を起こし秀一さんを見下ろした


秀一さんは不満そうに
むすっとした顔で私を見上げていた


赤「いいだろう?
風邪の時はもっと優しくしてくれ」


弱ってる彼は
少し子供っぽく見えて
母性本能が擽られる


私は秀一さんの頭を包む様に
もう一度横になった


頭をぽんぽんと撫でながら


『ちゃんと寝て
早く良くなって下さいね』


秀一さんは私の
お腹をスリスリしてきて
つい、可愛いと思ってしまう


私が油断した隙に
秀一さんは着ていた服を
めくってきて
今度はお腹を食べられてしまった


歯は立てずに
唇と唇で挟んだり
ペロッと舌で舐めてきたり


『ちょっ…秀一さんっ!』


赤「もっと俺を甘やかしてくれ」


秀一さんは私のお腹に
吸い付いてキスマークを付けて
その後服を元に戻してくれて
再びむぎゅーと抱き着いてきた


赤「…好き」


『私も好きですよ』


赤「…愛してる」


『私も愛してます』


秀一さんはずっと顔を
埋めたまま、愛を伝えてくる


少しの間があり
眠ったのかと思えば
また口を開いた


赤「…安室くんの事
葵はどうも思っていないのか?」


顔を埋めたまま
不安そうな声色で聞いてくる


喧嘩した時に
安室さんに好意を
抱いているんじゃないかと
聞かれた事を思い出した


ずっとそれを気にしていたのかな…


『安室さんは私達の大事な仲間です。
私が好きなのは秀一さんで
彼に対して、秀一さんと同じ様な
感情は抱いていませんよ』




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