【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】
第47章 お願い※
いつの間にか寝ていた
身体は綺麗に洗われていて
着替えもちゃんと着せられていた
赤「目が覚めたか」
隣には秀一さんがいて
横を向けば目が合った
『ん…おはようございます』
体ごと横に向けて
秀一さんにくっついた
赤「おはよう」
そう言いながら
秀一さんは私の体を優しく包む
幸せな時間
赤「体の具合はどうだ?」
昨夜の行為を気にして
言ってくれてるんだろう
『少し怠いけど大丈夫ですよ』
赤「昨夜は無理させてしまった」
確かに最後の方は
飛んで記憶が曖昧だ
終わってから
お風呂に入れてくれたのは
確かだがその辺の記憶もない
『…勿体ないな…』
思わず呟いてしまった
赤「何がだ」
『最後の方飛んで記憶が
曖昧なのが勿体ないんです』
赤「…ふっ…安心しろ
俺が全て記憶しているし
全て撮影済みだ」
『………え?』
赤「だが、あれは
葵にも見せてやらんし
あんな可愛い姿誰にも見せたくない」
私はガバッと体を起こして
寝転がる秀一さんを見下ろした
『ちょっと!消してください!』
赤「消してやらん」
『それ見てどうするんですか!』
赤「また葵が家出した時の
俺のおかずだ」
『またって…家出なんかしません!
消してくださいっ!』
秀一さんは私の体を
下から持ち上げて
上体を起こして膝の上に乗せた
そのまま私を抱き締める
赤「次、家出したら
どうなるか分かってるな」
少し低い声で
耳元で囁かれた
赤「この家で監禁なんて
可愛いもんだ…
アメリカへ飛ばして
安全な所で隔離してやる…
組織の件が片付くまでの間
俺とは離れ離れだ」
ドクン…っと心臓が跳ねた
『秀一さんと離れ離れは嫌です!』
赤「なら、俺の言う事
ちゃんと聞けるな?」
『…はいっ』
赤「いい子だ」
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