【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】
第46章 足りない※
秀一さんに抱き上げられたかと思うと
洗面台に座らされた
赤「確認させてもらう」
そう言われて
服を脱がされた
何も身に纏っていない姿にされる
『…見ないでくださいっ…』
涙が溢れた
こんな痕だらけの
身体を見られたくなかった
嫌われたくない…
『…っ…ごめん、なさいっ…
きらいにならないでっ…』
秀一さんは私の身体を
優しく包んでくれた
赤「…こんな事で
嫌いになるもんか…」
秀一さんは親指の腹で
涙を拭うと
唇にキスをしてきた
唇が離れると
秀一さんは服を脱ぎ出した
赤「消毒してやる」
再び私を抱き上げて
浴室へと入る
秀一さんは私を下に降ろすと
シャワーのお湯を頭から
ぶっかけられた
…初めて秀一さんに
抱かれた日の事を思い出した
あの時もこうやって
頭からシャワーをかけられて
服までびしょびしょになって…
思い出してふふっと笑みが零れた
赤「ん?どうした」
『初めて秀一さんに
抱かれた時もこうして
頭からシャワーかけられたなって
思い出してしまって…』
赤「あぁ、あの時は
葵を誰かに取られる前に
今すぐに自分のモノにしたくて
必死になったな…」
そう言われて
顔に熱が灯った
『あの時、服着たまま
お湯掛けるから
びっくりしたんですからね』
赤「すまなかったな」
バスチェアに
秀一さんが座って
手を引かれて抱き寄せられた
小さな体はすっぽりと埋まる
赤「…愛してる
あの時から気持ちは変わらない
誰にも渡したくない
俺だけのモノだ」
『…秀一さん…
私も秀一さんを愛してます』
体が少し離れて
視線が絡む
ちゅっと軽く口付けられた
赤「…抱きたい」
そう耳元で囁かれたかと思うと
耳に口付けられる
舌先で舐められて
ぱくっと耳を食べられた
そのまま甘噛みされて
ゾクゾクとしたものがこみ上げた
『…ぁっ…んっ…』
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