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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第39章 2度目の幼児化





ベルモットに見つかってはいけない


私の心は不安で覆い尽くされた


体がこわさで震えた


秀一さんは小さくなった私の体を
優しく抱き締めてくれた


赤「俺がついてるから安心しろ」


秀一さんは私の不安を
かき消すように
頭を撫でて落ち着かせてくれた


私は秀一さんの胸板に
顔を埋めて
秀一さんにしがみ付いた


『秀一さん…私っ…
どうしようっ…』


赤「…葵」


名前を呼ばれて
顎を掴まれてクイっと
上を向かされる


そのまま唇が重なり
キスをされた


赤「安心しろ」


再び抱き寄せられて
頭を撫でられ、ようやく
体の震えも止まった


安心して、そのまま
秀一さんの腕の中で眠ってしまった














ーーーーーーーーーーーーーーーー


次に目を覚ますと
お昼前だった


隣に暖かな温もりを感じる


赤「目が覚めたか」


『秀一さん…ずっと
隣に居てくれたんですか』


赤「あぁ、目が覚めた時に
不安にならないようにな」


秀一さんの優しさに
胸が熱くなった


不安に思っても仕方ない…


組織に見つからないように
すれば大丈夫


とりあえず目の前の事に
集中しないと…


私には秀一さんがいるし
コナンくんもいる


きっと大丈夫だ














ーーーーーーーーーーーーーーーー


哀「…やっぱり副作用で
また幼児化したのね」


うーん…と顎に手を当て
頭を抱える哀ちゃん


現在、この事を哀ちゃんに
報告しないと、と思い
阿笠邸に来ている


哀「…一応、これ渡しとくわ」


と言いながら
薬を渡された


哀「APTX4869の解毒剤よ」


『これは助かる…ありがとう』


解毒剤の説明をされる


連続使用は出来ないらしい
上手く使わなければいけない


それから哀ちゃんと
少しお話しをしていた


そう言えば
哀ちゃんには私の過去の事や
この世界に飛ばされた事も
何も話していない…


知っているのは
秀一さんとコナンくんだけ


何となく言いそびれていて
そのまま時が進んでいた


哀ちゃんは何も問いただして来ないし
そのままでいいかと思っていた




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