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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第34章 バイト




『ちょ、安室さんそれセクハラですよ』


手には泡が付いているから
肘でぐいぐい安室さんを押した


安「…ティフィン…」


そう言われて体が硬直した


『……え…?』


もしかしてバレている?
でも何処で?


いや、安室さんなら
気付いていてもおかしくない


でもそんな大人が子供の姿に
なれるなんて夢みたいな事を
安室さんが納得するはずが無い


それともAPTX4869の
事を何処かで知った…?


いや、安室さんは
あの薬については知らないはず


だとしたらどうして…


私は焦りに焦って動揺していた


安「葵さんも
ティフィンの事をご存知なんですね
彼女とはどう言う関係なんですか?」


その言葉を聞いて
少しホッとした


まだバレていない
ティフィンと私が
同一人物だと言う事を。


『…秘密です』


安「教えてくれないのでしたら
僕も組織の情報は
渡してあげられませんね」


どうせ教えてくれる気なんて
更々無かったくせに


『いいですよ』


と、少し拗ねたフリをした


安「あ、そうでした
貴女にこれを…」


そう言ってポケットに
入れられたのは携帯端末だった


安「僕名義の端末です
葵さんの連絡先
彼氏さんのせいで聞けないので
何かあればこれで連絡してください
…彼氏さんにバレないように…」


と、スマホを渡された


この世界の住人は
すぐに携帯を持たせたがるのか…


そんなこんなで
出勤初日を乗り越えた
















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あれから何週間か過ぎて
ポアロのバイトにも慣れてきた頃
そろそろ赤井さんに怪しまれてます


赤「葵最近
俺に隠し事をしているだろ」


『何も隠し事なんかしていませんよ』


平静を装った


目の動きや
表情を読み取り
嘘を見抜くFBIには
素人の私がつく嘘なんて
バレバレだった


赤「何を隠している」


私、この
尋問に耐えれるかな…





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